茶道具の修理・修繕を承ります。
(堤らん・唐物・煎茶道具)
茶道具で、大切にしていたお茶碗が壊れてしまった。一度しか使っていないのに、お釜の底がさびてしまった。こんな経験はございませんか。
でも、安心です。「茶道具は、どのような状態になっていても、修繕できる可能性が高いのです」
たとえば、先日も、祖母が大事にしていて、「お嫁入りの時に持たせてくれたお茶碗が壊れてしまいました。」「この茶碗は、高価ではないのですが、初めて求めたお茶碗です」という、使う人にとって、思い出がたくさん詰まったお道具があります。
時には、修繕をなさるよりも、新しいものをお買い求めになったほうが、金額が安くなる場合もあります。
また、お見積りした価格より、職人さんの手仕事で、出来上がりの金額が異なってくる場合もあります。
このあたりが、修理・修繕のご縁結びの難しさでありますが、修復されてきた御品をみると、大切にされていたお道具が、また、晴れの舞台に出てくることができたと思いますと、心が温かくなります。
しばし、お祖母ちゃんの話題に時間を忘れると言うことになりますが、いつまでもご先祖様を敬う気持ちが持てるお手伝いをさせていただけることは、私どもの大きな喜びです。
お茶道具は、末代道具ですから、古人(いにしえひと)と、道具を通して、再びお会いできるという心の交流があります。
そんな気持ちを大切にさせていただきたい。「壊れたら捨てる。使えなくなっても捨てがたく、箱の中にしまっておられるお道具がございましたら、ぜひ、ご相談をください。」
当店では、京都の専門の職人さんにお願いをして、「修理・修繕」を承っています。
【お道具の修理・修繕の方法】
1. まずは、お電話で様子をお知らせください(0848-22-4815 藤原茶舗)。
2. お道具を拝見させてください。お近くなら、直接、お持ちください。遠方の場合は、別途、ご相談させていただきます。
3.お電話、メールで、詳細をお伝えします。
4.お預かりいたしましたら、京都の専門の職人さんにお願いをします。
5.修繕ができ、当店で確認を行い、お客様にお届けさせていただきます。
期間は、御品の状態と、職人さんの仕事具合で異なってきます。納期を指定の場合は、別途、料金が高くなりますので、ご留意くださいませ。余裕を持って、お早目の申込をお願いいたします。
【ご注意点】修理は役務なので、カード決済は使えませんので、ご注意くださいませ。