安倍前総理大臣 土堂小学校視察!
【安倍前首相、土堂小視察】
【写真説明】松原校長(右)や陰山教授(中)とモジュール授業を見学する安倍前首相
安倍晋三前首相が25日、尾道市の土堂小を訪れた。前校長で立命館大大学教育開発・支援センター(京都市)の陰山英男教授らの案内で、反復学習の実践などを視察した。
前首相は全11学級を回り、45分授業を3分割して「読み・書き・計算」に取り組む「モジュール授業」を参観。松原隆二校長や陰山教授から説明を受けながら、そろばんを使った暗算や100ます計算に励む児童の姿に見入った。
参観後は四年二組の教室で児童と給食を食べた。体育館では、高学年による合唱や和太鼓の演奏を楽しんだ。訪問は、政府の教育再生会議の委員だった陰山教授の勧めで実現した。安倍前総理は「子供たちの生き生きとした姿に大変、感銘を受けた。この活動を全国の小学校でも活用してほしい」と述べた。 (榎本直樹記者)
【中国新聞 2008年2月26日(33面)】
文部科学省の研究開発学校に指定されている尾道市土堂小(松原隆二校長、291人)を25日、安倍晋三・前首相が視察に訪れた。2006年度末まで同小の校長を務め、政府の教育再生会議委員だった陰山英男・立命館小副校長から個性的な学習法を聞き、視察を希望していたが、07年9月に首相を辞任したため果たせず、陰山副校長の再度の誘いで実現した。
安倍前首相は「子供たちは生き生きと授業を受けていて、感銘を受けた」と話した。安倍前首相は、45分の授業時間を15分ずつ区切り、読み、書き、計算などを連続して行う「モジュール授業」を見学。この方式だと、集中力が養われるといい、陰山副校長らから説明を受けながら1~6年生の各学級を回った安倍前首相は、「百ます計算」などに熱心に取り組む児童らの様子に見入っていた。
その後、児童と一緒に給食を食べ、5,6年生の合唱や6年生の「土堂っ子太鼓」を楽しんだ。安倍前首相は見学後、取材に対し「土堂小のような例を、全国で活用していくことが大事だ」と述べた。
【読売新聞 2008年2月26日(29面)】
安倍晋三・前首相は25日、教育再生会議の元メンバーの陰山英男氏が平成18年3月末まで校長を務めていた広島県尾道市の市立土堂小学校(松原隆二校長)を視察した。
安倍前首相はこの日、陰山氏が考案した百ます計算に挑戦する児童らを視察したほか、児童らと給食をともにし、「体調が戻ったのでは」と笑顔をみせた。
また、「土堂小は、大きな成果をあげている。ここに、教育再生を進めるうえでの鍵があるのでは。全国の学校にも活用してほしい」と、話した。
同小では、陰山氏が校長として在任中に、45分の授業を3分割し、計算や音読を徹底的に反復する授業を始めるなどして、学力向上などに成果をあげている。
【サンケイ新聞 2008年2月26日(28面)】
【尾道市土堂小学校課外授業】
土堂小学校4年生の子供達が、郷土科の授業の調査で、「路地について知っていることがあったら教えてください」と、やってきました。
路地とは言えないのですが、昔、大正時代に、芙美子像あたりに「鶴亀湯」という風呂屋さんがあり、先々代の女将が林芙美子さんと一緒にお風呂に入ったというお話をしました。
着物姿の子供達が、「鶴亀湯がわいたー」と、おらんで(叫んで)、歩いていたとお祖父ちゃんが言っていました。参考になったかな・・・。
土堂小学校の子供達は、商店街を通学路にしています。子供達の賑やかな声が店先で聞こえると商店街も活気づきます。
【2007年12月12日】