土堂っ子太鼓
15日は、土堂地区の敬老祝賀会でした。今年から、アクセスが良い「しまなみ交流館」で開催されました。母が、米寿(88歳)の御祝いがもらえるので、行ってきて欲しいと言います。
お昼時間に、店を抜け出し、会場に行くと、ちょうど「土堂っ子太鼓」の始まるところでした。見たことがなかったので、この機会にゆっくりと拝見させていただきました。生徒さんは23名。背筋が伸びて全身で太鼓を打ち鳴らす姿は、まだまだ日本の子供達は大きな可能性を秘めていると感じさせてくれました。純粋に、太鼓を打つ姿に中には、涙ぐむお年寄りもいらっしゃいました。
小学生が打ち鳴らす太鼓の音でも、大勢が集まるとお腹の底に響いてきます。今回の曲は、「龍神」という題で、本当に龍神が舞っているような響きでした。
敬老会のお年寄りには、「記念品」が、贈られます。この中に、毎年、土堂小学校の子供達が地域のお年寄りにと、「手書きの手紙」をプレゼントしてくれます。
どの子がどこのお年寄りとは、決まっていないのですが、今年は、こんな手紙が届きました。
いつまでもお元気で
「こんにちは。お元気ですか?
ぼくはとても元気です。
ほくは、今、学校でたいこをがんばっています。
もう5年生なので、いろいろ行事でたたいていて、とても大変です。
それに手には、まめだらけで、えんぴつを持つのが ジンジンとしてとてもいたいです。
そんなぼくの目標は、
6年生のように力強く めいっぱい おもいきっり たたくということです。
その目標に少しでも近づけるようにがんばります。
最後になりましたが、これからもお元気でいて下さい。」
太鼓の練習は、朝、早かったり、休憩時間、下校時間も含めて長いときは2時間近くになることもあるそうです。子供達の手のひらは、マメで固くなっていました。太鼓には楽譜がないので、全て、耳で覚えるそうです。次回も楽しみにしています。頑張ってくださいね。