久保小学校6年生 「伝統芸能研修会ー能への誘い」
(9月の京都の修学旅行での「能」の体験)
平成20年2月17日、尾道市市教委と久保小学校が主催する教育講座「伝統芸能研修会ー能への誘い」が、尾道市公会堂で開かれました。
総合的な学習でそれぞれ学んできた尾道市立三成小学校児童が「琴」、長江小学校が「しの笛」を演奏、久保小学校が「謡と仕舞」を披露しました。
久保小学校での能楽の謡と仕舞の授業は、毎年尾道薪能を主催している重要無形文化財能楽保持者、シテ方観世流準職分の吉田潔さんを講師に2004年から月一回のペースで続けられており、6年生が受講しています。
一年間稽古をしてきた37人が「これまで練習してきた成果を見て頂きたい」と挨拶し、謡と仕舞の4つのグループに分かれて「花月」と「小鍛治」を演じました。
最後に、吉田篤史さんが、能の歴史や広く知られる「高砂」のクライマックスを演じてみせました。(山陽日日新聞 2008年2月20日)