「第五回 尾道ヨミガタリの会」
十月の声が聞こえると、日が暮れるのも早くなり、ものかなしくなってきます。文化館の灯りに誘われて、仕事帰りのメンバーが、一人二人と集まってきます。本を読んだら、次の仕事が待っているから「一番に読ませて」と言う、商店街女性会のメンバー。
気持ちよく本を読み、一息ついて、女性会の仕事に行く彼女に「お茶」を煎れてあげました。お茶の香りが、優しく周りを包みました。
秋の夜に、皆さんで読む本は、「田舎言葉」です。なかなか、読みが難しく、中には、×××となっている箇所があり、そこに何が入るのかを推定したり、自分たちで読むということを改めて楽しんだ時間でした。皆さん、かなりの文学好きな方の集まりですが、それでも、今回の「田舎言葉」は、難しく楽しい本でした。
「尾道ヨミガタリの会」 ・・・林 芙美子さんの本を声を出して読みましょう。そのあと、尾道での林 芙美子さんについて語り合います。(第一回から第六回の様子です)
【日時】 平成20年11月19日 午後19時~21時
【場所】おのみち街かど文化館(尾道商業会議所記念館横)
【会費】 資料代実費 300円 美味しい日本茶付きです。
尾道ヨミガタリの会の趣旨は、尾道にまつわる文学者の本を自らが読み、感想を述べ合うことで、誰でも参加できます。資料の準備がありますので、事前に連絡をいただければ幸いです。
【連絡先】 電話 0848-22-4815 藤原茶舗 (本通り一番街商店街) 藤原まで
第五回 10月の定例会の様子です。メンバーも増えてまいりました。『田舎言葉』は、読み方が難しく、いつもスラスラと読めるメンバーが、言葉をかみながら、笑いながら楽しく読み、感想を述べ合いました。
この会は、文化庁の「市民からの文化力」に登録された活動です。皆様のご参加をお待ちいたします。尾道の街を文学を通して語りましょう。
店内、「林 芙美子さん」コーナーを開設しています。
林 芙美子さんの自筆の原稿を展示しています。
新宿・林芙美子記念館と、林 福江さんの協力もいただいています。
「林 芙美子」さんの読書会員を募集しています。清水英子さん(尾道文化委員)を囲んで、林芙美子さんの本を読んでいく会です。詳細は、藤原までお問い合わせください。→ ℡ 0848-22-4815