二月の茶花
【2月の茶花】
この時期は、一年のうちで花が少ない時期で、花の取り合わせに最も苦労しますね。
椿が中心となりますが、添えの枝物として暖かい地方から送られてくる「万作」「サンシュ」「猫柳」などがあります。
(伊賀楓樹・いがふうじゅ) (節分草)
(寒芍薬) (ヒマラヤ雪の下)
「伊賀楓樹・いがふうじゅ」は、マンサク科の落葉高木で、日本には江戸時代中期 享保年間に中国から渡来、庭園に植えたり、盆栽にも仕立てられている。果実が朔果で、とげ状の花柱が残って毬栗状に見えるので、イガフウジュと呼ばれる。
(寒木瓜) (梅)
(冬至梅) (寒蘭)
寒さに打ち勝ち、春への期待を茶花に込めたいと思います。