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六月の茶花

【六月の茶花】

六月は、入梅とともに青葉の盛りとなります。夏の訪れが日ごとに感じられ、夏花の種類が最も多くなります。

籠花入れや、竹の一重切りに、いろいろな茶花を取り合わせて楽しむことができる季節ですね。

茶道具専門店 尾道 藤原茶舗 茶花       茶道具専門店 尾道 藤原茶舗 茶花

(姫百合)                  (白花唐打草)     

姫百合と白花唐打草を、三友籠に入れてみてはいかがでしょう。(白花唐打草は、唐糸草によく似た白い花です。)

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    (河原撫子)                  (沼虎の尾)

沼虎の尾は、花穂の形を虎の尾にたとえ、沼地に生えることから名づけられました。

河原撫子と、沼虎の尾を、手付唐物写籠に入れ、端正な風情を楽しむのもいいですね。

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(吾亦紅)                 (七段花)

七段花(しちだんか)は、日本古来のアジサイですが、まぼろしのアジサイといわれています。絶滅したと考えられていましたが、1950年代に六甲山に一株だけ自生していたものが発見され、今は栽培されています。

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(白楽天・白杜鵑)                (桔梗)

白楽天は、白杜鵑とも言われます。紫色の桔梗と合わせて涼しげな席を演出してみてはいかがでしょうか。

「吾亦紅と七段花」「白楽天と桔梗」は、竹の一重切りに入れてみてはいかがでしょう。

七月の茶花

【7月の茶花】

うっとうしい梅雨の長雨もあがり、本格的な夏に入り、朝茶事、納涼釜などと、涼を求めた趣向の茶会が喜ばれる月です。

青竹の清きを切り、清き水を張り、清き心をもって、清き花を活けるという「四清同」の心をもって茶花を入れたいものです。

        

     (紅額)                     (宗旦槿)                 

紅額は、あじさゐによく似ていますが、はじめ白色、次に淡紅色、最後に紅色になるのが特徴です。

底紅の槿は、千宗旦が好んだ故に、「宗旦槿」と言います。

          

    (岩菲)                     (鷺草)

岩菲に縞芦を添えて、竹舟の花入れにいれてもよく似合いますね。岸部に繋いだ舟をイメージしてもいいですね。

鷺草を竹舟の花入れに入れて、水辺の生き生きとした夏らしい雰囲気を演出することも楽しいですね。

         

(半夏生)                    (唐松草)  

半夏生の名前の由来は、「ハンゲシヨウ(半夏生)・夏至から11日目を半夏生といい、その頃に白い葉をつけることから。②ハンゲシヨウ(半化粧)・葉の一部が白くなり花よりも目立つので、化粧したように見えるから。」と、いうことです。

お勧め花入れは、こちらです。

          

(銀梅草)               (大葉擬宝殊)

銀梅草は、山沿いの木陰に生える多年草で、日本の特産種です。葉の先が2裂しているのが特徴です。

夏本番の季節には、涼しげな山野草が似合います。

「六月の茶花」

八月の茶花

八月は、まだまだ残暑厳しい時候が続きますが、暦の上では早くも立秋を迎えます。

暫く、朝晩に涼気が漂い始めるのも、この月のこと。夏から秋への移り変わりの中で、茶花もよそおいを改めていきます。

        

(むくげ)                      (竹似草)

むくげは、利休さんが愛で、夏を代表する花です。花の寿命は一日です。竹似草と、一緒に竹を煮ると竹が柔らかくなるといわれています。むくげと竹似草を手付きの籠花入れにいれてもいいですね。

       

(菩提樹)                (穂先下野)

菩提樹は、寺院によく植えられています。お釈迦様が悟りを開かれたインド原産の菩提樹とは別種ですが、葉が良く似ているので名づけられました。

菩提樹と穂先下野を竹の一重切りに入れてもいいですね。

     

(見返草)                  (大毛たで)

8月も後半になると、秋の気配が感じられる季節となりました。秋口の涼しさを思いながら、はんなりとした落ち着いた気分が味わえるように同系色の色であっさりまとめてみてもいいですね。

     

(ススキ)               (山とりかぶと)

ススキなど背が高い花は、空間を大きく使って入れると涼しさが増します。空間をどう利用するか。人を惹きつける奥ゆきがある間考えることが大切です。

九月の茶花

九月に入りますと、漸く残暑の日々も過ぎ去り、やがて爽涼の好季節が訪れてきます。

「花野」という季節がありますように、千草が咲き乱れる秋の野は、またとない茶花の宝庫の時期です。

        

(女郎花)             (桔梗)            

矢筈芒は、横に班が入った様を、鷹の羽に見立てて、タカノハススキ【鷹の羽ススキ】とも、言います。

          

  (矢筈芒)                 (萩)

秋の七草である、女郎花、ききょうや、矢筈芒、仙翁、萩を、小振りの籠花入れに入れて、「花野」秋の野を表すことも楽しいですね。

       

(仙翁)                  (唐糸草)

唐糸草の唐糸は、絹糸のことで、花糸が長く美しいので、この名前が付けられました。丹波焼き、備前焼き、信楽焼きなどの、花入れに入れると、花の美しさが引き立ちますね。

秋海棠の大きな葉が、堅く強くなりすぎないように注意して、空間をうまく生かし、ひと葉、ひと葉が生きるようにいけると良いようです。

       

(秋海棠)                (貴船菊)

貴船菊は、別名、秋明菊とも言われ、京都・貴船の寺院や農家に植えられ、貴船神社付近の道端に咲いていたので、この名前がつけられました。白と濃い桃色があります。

貴船菊は、花も花入れも簡素なものがよく、自然な生命感を生かしていけることが大事なようです。

「八月の茶花」

十月の茶花

十月は、五月から、つづいた風炉の名残りの季節を迎えます。

山野の紅葉も彩りを増し、四季の中で茶趣、豊かな時期となり、茶花の風情も、一層、深いものになります。

嵯峨菊は、南北朝時代に、嵯峨御所(京都・大覚寺)にて栽培されました。

        

(嵯峨菊)               (藤 袴)            

藤袴は、秋の七草の一つでもあり、奈良時代に中国から渡来しました。薬として使われ、昔は、茎葉の芳香ある半製品を匂い袋に入れました。

烏瓜と、藤袴を、鉈籠の掛け花入れに入れて、侘びた山野の風情を楽しむのもいいですね。

           

  (鉄 線)                 (酸 漿)

名残りの月ですから、実りのあとは、次第に冬枯れしていきます。秋風が吹くと、こころなしか寂しくなりますので、内にある生命感を表現できると、心が温かくなりますね。

     

(烏 瓜 ・実)                  (烏 瓜 ・花)

烏瓜は、八月から九月頃に、白いひげのような花を見せてくれます。十月には、烏瓜の実が赤熟し、冬の間、彩りを添えてくれます。

     

(茄子の花)                (柘 榴)

収穫を祝うこの季節には、五穀豊穣に感謝をして、実のあるものをいけても良いようです。

柘榴は、子孫繁栄を表し、茄子の花は、咲けば必ず実がなると縁起もので使われるようです。

茄子の花を一輪、籠の鶴首に入れて、葉を湿らせて霧に濡れる風情も、楽しいものです。

「九月の茶花」

十一月の茶花

お茶の世界では、11月初旬から中旬は、「茶の湯の正月」ともいわれる炉開きの月となります。

(炉開き椿)

茶花も秋草に変わって茶席には、冬の花の代表である椿が姿をみせはじめます。照り葉と取り合わせ、冬の足音を聞きながら残り少ない秋の風情を楽しみます。

     

(椿・初嵐)              (椿・西王母)


茶花は蕾が良いようですが、種類がよくわかるように開いた写真をのせています。

【初嵐椿】 別名・白玉椿です。白色・一重咲きの小~中輪の椿です。紅葉した花水木のひと枝を備前焼の掛花入れにいれてはいかがでしょう。

初嵐椿は、葉が大きいので唐金曽呂利に入れて、端正な姿を楽しむのもいいかもしれません。

糸目鶴首花入れも、すらりとして姿が美しいです。

→ 
http://www.fujiwara-chaho.co.jp/SHOP/itometurukubi.html

【西王母椿とハシバミ】 尺八の竹花入れにいれて清らかな桃色の「西王母椿」と、すがれた「はしばみ」の取り合わせも炉開きを迎えた心のときめきを感じさせてくれます。

       

(はしばみ)                (くろもじ) 

【曙椿とくろもじ】 尺八の竹花入れにいれて初々しい薄桃色の椿に芽吹いたばかりの「くろもじ」をひと枝、取り合わせることも清々しい席になります。

     

(加茂本阿彌椿)                (紅満作)


【加茂本阿彌椿と照葉の丸葉の木(紅満作)】 竹の一重切りに入れる時は、バランスが難しいですよね。照葉は、大きなハート形です。慎重に・・・。

中村翠嵐窯の鶴首花入れも照葉が、引き立ちます。

http://www.fujiwara-chaho.co.jp/SHOP/kousaturukubi-suiran.html

     

(石蕗・つわぶき)                (満作)

 
他に「磯菊」「小楢」「更紗灯台(さらさどうだん)なども、今の季節を彩ります。

十月の茶花

十二月の茶花

お茶の世界では、過ぎ去った一年を振り返って、歳暮釜や年忘れ釜、除夜釜がしみじみとした茶味をもたらす季節です。

新しい年を迎える慌ただしさの中に、数少ない茶花を求めて、冬ごもりの落ち着きを味わいたいものです。

(石蕗)

秋の間、路地を楽しませてくれた石蕗の花も、冬枯れの中で今年、最後の花を見せてくれています。

丹波舟徳利に入れて、侘びた風情を楽しんでも良いですね。

     

(椿・初嵐)              (日本水仙)


茶花は蕾が良いようですが、種類がよくわかるように開いた写真をのせています。

【初嵐椿】 別名・白玉椿です。白色・一重咲きの小~中輪の椿です。紅葉した花水木のひと枝を備前焼の掛花入れにいれてはいかがでしょう。

初嵐椿は、葉が大きいので唐金曽呂利に入れて、端正な姿を楽しむのもいいかもしれません。

糸目鶴首花入れも、すらりとして姿が美しいです。

→ 
http://www.fujiwara-chaho.co.jp/SHOP/itometurukubi.html

【日本水仙】 白磁鶴首に端正な水仙を入れると、楚々とした風情に心和みます。

【蝋梅と藪つばき】 蝋梅は、日本には、江戸時代に朝鮮半島を経て、やってきました。藪ツバキは、紅が主ですが、まれに白の藪ツバキがあるようです。蝋梅と藪ツバキで、枯れた野山の風情を出すことも、今の時期ならではの演出ですね。

たっぷりと濡らした竹一重切に入れたいものです。

  

(藪つばき)                (蝋 梅) 

【クリスマスローズ 九輪桜】花が少ないこの時期は、洋風の花も茶花になるようです。クリスマスローズは、いろいろな品種改良がされています。

九輪桜。どんな桜かと思いましたら、ポリアンサの事でした。この時期は、クリスマスの花のイメージで、目立った花が目につきますが、静かな感じの花を探してみるのも楽しみの一つですね。

     

(クリスマスローズ)                (九輪桜)


【】 竹の一重切りに入れる時は、バランスが難しいですよね。照葉は、大きなハート形です。慎重に・・・。

中村翠嵐窯の鶴首花入れも照葉が、引き立ちます。

http://www.fujiwara-chaho.co.jp/SHOP/kousaturukubi-suiran.html

     

(薩摩稲森)                (藪椿・白)

「藪椿・白」は、天然記念物に指定されていることが多いそうです。


他に「淡妙蓮寺」「白菊月椿」「数寄屋椿」なども、今の季節を彩ります。

十一月の茶花

一月の茶花

(結び柳と曙椿)

結び柳の青さを愛で、長さについてはいつまでもつきぬ生命や家々の変わらぬつながりを願う心が、一本の柳に込められていると言われています。

結び柳は、大胆かつ流麗に青竹の尺八は柳とのバランスを考えた長さにします。椿は、曙椿のほころんだ淡い色の蕾を一輪添えるように致します。

      

    (あけぼの椿)               (寒牡丹)   

     

  (ねこ柳)                (鶯神楽)

お正月って何でしょうか?便利になった現代は、昔のように手間をかけることを楽しむ余裕がなくなってきました。もう一度、一手間をかけるということを楽しみ、本来のお正月の意味を考える良い機会かもしれませんね。


   

    (日本水仙)             (葉ボタン)

   

    (万両)                 (千両)


「日本のお正月はただ年が改まるだけではなく、すべてのものに新しく魂を頂き生まれ変わる時という意味があります。     ですからこれを祝福して「おめでとうございます」と挨拶を交わすのです。

新しい魂(新玉・あらたま)は歳神様(としがみさま)が各家庭にもたらしてくれます。その為歳神様をお迎えするのに立てられるのが門松です。
 家の中では心のより所や生活に大切な働きをする神宿る場所、神棚、床の間、大黒柱、台所、井戸、お手洗い等に魂を迎えもてなすお供えが飾られました。それだけではありません。人にも魂を頂くのです。今でも数え歳を使うことがありますが、昔は正月を迎えると誰でも年が一つ増えました。つまり一年を生き抜く生命力を頂いた訳です。
 そして、家のあるじが歳神様に代わってその生命力を家族に与えました。これがお年玉です。」

年の初めにふさわしい、おめでたい花や実が成る茶花が好まれるようです。神様が宿られる場所に、飾りたいですね。

「十二月の茶花」

二月の茶花

【2月の茶花】

この時期は、一年のうちで花が少ない時期で、花の取り合わせに最も苦労しますね。

椿が中心となりますが、添えの枝物として暖かい地方から送られてくる「万作」「サンシュ」「猫柳」などがあります。


(伊賀楓樹・いがふうじゅ)    (節分草)      

    
    
(寒芍薬)           (ヒマラヤ雪の下)

    

「伊賀楓樹・いがふうじゅ」は、マンサク科の落葉高木で、日本には江戸時代中期 享保年間に中国から渡来、庭園に植えたり、盆栽にも仕立てられている。果実が朔果で、とげ状の花柱が残って毬栗状に見えるので、イガフウジュと呼ばれる。


(寒木瓜)                 (梅)

  

      
(冬至梅)                (寒蘭)

     

寒さに打ち勝ち、春への期待を茶花に込めたいと思います。

三月の茶花

【3月の茶花】

弥生・三月になりますと、茶花になる花も暖かくなるにしたがって、その種類も多くなってまいります。

利休忌には、菜の花を供えて茶聖の道徳を偲びます。


   

  

    (利休忌 菜の花)                

    
 
(土佐水木)             (椿) 

椿は、開炉の頃から茶席の花として潤いを与え、寒い冬に目を楽しませてくれますが、この月の椿には特に昔からの銘椿が多く咲く誇ります。  

    


   (赤侘助椿)          (淡乙女・あわおとめ)


         

   (白角倉・しろすみのくら)       (藻汐・もしお)  

その他に、「明石潟椿」「岩根絞り」「黒侘助」「胡蝶侘助」「朴伴椿・ぼくはんつばき」などがあります。

「虫狩」「山査子」は、花や実がなる季節ではありませんので、新芽の葉の状態を使います。


    
(虫狩)            (山査子・さんさし)

紫蘭も、春には濃い桃色の花をつけ、葉も生け花で重宝されますが、冬の実の状態も面白いものです。木五倍子が咲く頃は春らしい陽気になってきますね

 
   

 (紫蘭・実)       (木五倍子・きぶし)  
今年は、気温が高い日が続いたので、桜の開花も早まりそうですね。先日のお稽古では、梅が満開で、目白や鶯がやってきていました。春はもうそこまで来ています。
 chabana

 (撮影 2月末)             (石蕗の種子)



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