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十月の茶花

十月は、五月から、つづいた風炉の名残りの季節を迎えます。

山野の紅葉も彩りを増し、四季の中で茶趣、豊かな時期となり、茶花の風情も、一層、深いものになります。

嵯峨菊は、南北朝時代に、嵯峨御所(京都・大覚寺)にて栽培されました。

        

(嵯峨菊)               (藤 袴)            

藤袴は、秋の七草の一つでもあり、奈良時代に中国から渡来しました。薬として使われ、昔は、茎葉の芳香ある半製品を匂い袋に入れました。

烏瓜と、藤袴を、鉈籠の掛け花入れに入れて、侘びた山野の風情を楽しむのもいいですね。

           

  (鉄 線)                 (酸 漿)

名残りの月ですから、実りのあとは、次第に冬枯れしていきます。秋風が吹くと、こころなしか寂しくなりますので、内にある生命感を表現できると、心が温かくなりますね。

     

(烏 瓜 ・実)                  (烏 瓜 ・花)

烏瓜は、八月から九月頃に、白いひげのような花を見せてくれます。十月には、烏瓜の実が赤熟し、冬の間、彩りを添えてくれます。

     

(茄子の花)                (柘 榴)

収穫を祝うこの季節には、五穀豊穣に感謝をして、実のあるものをいけても良いようです。

柘榴は、子孫繁栄を表し、茄子の花は、咲けば必ず実がなると縁起もので使われるようです。

茄子の花を一輪、籠の鶴首に入れて、葉を湿らせて霧に濡れる風情も、楽しいものです。

「九月の茶花」

茶花

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