二月の着物のお約束
(吉祥の帯)
2月の着物は、「綸子」「縮緬」[紬」「御召し」の袷に、長襦袢も、「綸子」「縮緬」などの無地・小紋の袷で、帯は袷の帯がよろしいようです。
半衿は、「塩瀬」または「羽二重」で、帯揚げも冬物で「綸子無地」「輪出し絞り」帯締めは「高麗組」「貝の口組」「畝打ち組」のしっかり糸で、立春の季節ににふさわしい装いとなってきます。
お茶会も、ひき続き初釜や梅見の茶会が行われます。凛とした空気の中で着物姿が映えるこの季節には、「縮緬」や「絞り綸子」の羽織や、「綸子」「紋意匠縮緬」「御召」の道行は、道中着タイプがまだ必要でしょう。
おしゃれに着物を着る機会が多くなる時期です。コートは、道中着型で、草履は、エナメルや皮草履、本天なども温かくていいようです。