第七回尾道ヨミガタリの会
(冬至の尾道水道)
立冬が過ぎ、木枯らしが吹くようになりました。この時期、路地からみる瀬戸内海は、光に包まれます。
潮の流れと風によって、波頭がたち、陽の光でキラキラと輝いています。眩しいようなきらめきを感じながら、尾道に魅せられた文士達の心を思い浮かべます。
「尾道ヨミガタリの会」 ・・・林 芙美子さんの本を声を出して読みましょう。そのあと、尾道での林 芙美子さんについて語り合います。(第一回から第七回の様子です)
尾道以外に住んでいらしゃって、「尾道ヨミガタリの会」に参加したい方や、尾道に住んでいても仕事の都合で、参加できないという人のために、尾道SNSで「尾道ヨミガタリの会」の活動を始めていくことになりました。
ご興味がある方は、お電話でお尋ねください。
第七回 2月定例会の報告
今月は、二月四日、立春の日に第七回 尾道ヨミガタリの会がありました。今回は、メンバーも都合が悪い人が多く三名という寂しい会になりました。
今日は、「馬の文章」を読みました。「馬たべまちょ。お家に帰ってぐちゅぐちゅにまちょ」と、帰る家もなく仕事もない三人の若い家族が、何もないけれど、愉しいことに、友人も女房も子供も健在だと、明日への希望をつなぐのである。
この会も、「継続することで何かが変わっていく。仲間も増える」と思います。
初釜の帰りに、いつもの海岸に出て、林 芙美子さんになってみました。見えるでしょうか。(笑い!)こうやって、因島の恋人のことを思っていたのかもしれませんね。
第八回「尾道ヨミガタリの会」のご案内。
【日時】 平成21年3月4日 午後7時~午後9時頃
【場所】おのみち街かど文化館(尾道商業会議所記念館横)
【会費】 資料代実費 300円 美味しい日本茶付きです。
【次回の作品】 林 芙美子さん 『耳輪のついた馬』
尾道ヨミガタリの会の趣旨は、尾道にまつわる人の本を自らが読み、感想を述べ合うことで、誰でも参加できます。資料の準備がありますので、事前に連絡をいただければ幸いです。
【連絡先】 電話 0848-22-4815 藤原茶舗 (本通り一番街商店街) 藤原まで
この会は、文化庁の「市民からの文化力」に登録された活動です。皆様のご参加をお待ちいたします。尾道の街を文学を通して語りましょう。
新宿・林芙美子記念館と、林 福江さんの協力もいただいています。