「第八回 尾道ヨミガタリの会」
(満開の白梅に鶯がやってきています)
「尾道ヨミガタリの会」 ・・・林 芙美子さんの本を声を出して読みましょう。そのあと、尾道での林 芙美子さんについて語り合います。(第一回から第七回の様子です)
尾道以外に住んでいらしゃって、「尾道ヨミガタリの会」に参加したい方や、尾道に住んでいても仕事の都合で、参加できないという人のために、尾道SNSで「尾道ヨミガタリの会」の活動を始めていくことになりました。
ご興味がある方は、お電話でお尋ねください。
第八回「尾道ヨミガタリの会」のご案内。
【日時】 平成21年3月4日 午後7時~午後9時頃
【場所】おのみち街かど文化館(尾道商業会議所記念館横)
【会費】 資料代実費 300円 美味しい日本茶付きです。
【今回の作品】 林 芙美子さん 『魚の序文』
尾道ヨミガタリの会の趣旨は、尾道にまつわる人の本を自らが読み、感想を述べ合うことで、誰でも参加できます。資料の準備がありますので、事前に連絡をいただければ幸いです。
【連絡先】 電話 0848-22-4815 藤原茶舗 (本通り一番街商店街) 藤原まで
第八回 三月定例会の様子です。
今年の三月はまだ寒く、上巳の節句三月三日は、尾道でも珍しく雪の一日となりました。会も発足して、九ヶ月目。固定しがちだった会員の皆様も、日が長くなるにつれ、少しづつメンバーが増えて参りました。
今回は、寒い中、尾道で長年、林 芙美子さんの研究をされている池田康子さんが、いらしゃってくださいました。御年90歳。生きている林 芙美子さんをご存じで、今井先生にも、小林先生にも教えていただいたという池田さんは、ヨミガタリの会を温かい目で見守ってくださっています。
また、広島のお仕事の帰りであるという男性も参加してくださいました。合計7名の賑やかな会になりました。
今回は、「魚の序文」という小説を読みました。漢字が難しく、読みこなせないものもありましたが、流れでなんとなく読めました。
新墓のお花を綺麗といって、持って帰って食卓に飾り食事をするおおらかさ。思わず、みんなで吹き出して笑ってしまいました。
池田さんは、尾道での芙美子さんのことをたくさんお話をしてくださいました。本当に、芙美子さんの善いところも悪いところも包んで愛していらっしゃる人だと思いました。四月には、大学院生の卒業論文の資料集めに一緒に東京に行くと言われていました。90歳を過ぎて、まだ活躍されているその情熱に敬意を表したいと思います。
この会は、文化庁の「市民からの文化力」に登録された活動です。皆様のご参加をお待ちいたします。尾道の街を文学を通して語りましょう。
新宿・林芙美子記念館と、林 福江さんの協力もいただいています。