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2007年10月

【立命館大学茶道部・秋季茶会案内】

母校の京都・立命館大学OB会より、大学茶道部の秋季茶会案内が届きました。一般の方の参加も可能なので、皆さん、お揃いでお出かけ下さい。

【日時】平成19年10月28日(日) 午前9時~午後1時(受付)

【場所】京都・知恩院 真葛庵 華麗庵               

【住所】京都市東山区林下町400  京都駅より市バス206号 知恩院前下車徒歩5分 

        

       (真葛庵)                      (華麗庵)

普段、非公開の古風風雅な茶室です。/ 裏千家15代家元が命名されました。

神在月・寒露・霜降・秋土用・重陽の節句(旧暦9/9)

十月は、日本中の神様が出雲の国にお集まりになるために、出雲地方以外は、「神無月」(かんなづき)と言いますが、出雲地方では、神様がお集まりになられるので「神在月」(かみありづき)と言うそうです。(ちなみに、本当の神在月は、旧暦の十月です。)

重陽の節句(10/19,旧暦9/9)  旧暦の日付で九月九日。この頃のお月様も綺麗です。重陽の節供は、菊の節供とも言います。中国では菊酒を飲み、月餅を食すると伝えられています。

秋土用(10/21) 秋と冬の間の土用に入る日で、秋が終わり、冬が生まれる時期です。

二十四節気
寒露(10/8)  山の木々の葉も色づき始める季節。寒露は朝夕の冷気が草の葉に露を結ぶことから、こう呼ばれます。
霜降(10/23)  秋の暮れ。霜の季節の訪れを予感させる冷たい露が朝毎に草の葉を濡らす。北国では本当の霜が地を白く飾り始めている時期です。

お茶の世界では、風炉の名残の季節であり、また、昨年11月に茶壺の口切りを行った茶が、壷の底にわずかとなったその茶の名残の月でもあります。

10月は秋が深まり火の暖かさを近づける配慮から、点前畳の中央に大きめの釜・破れ風炉(やつれふろ)などを中置とします。(中置手前)

水差しは細水差しを使い、茶花は花の種類も多めにし、秋の花、咲き残りの花などもあわせることができます。

茶席の掛け物は、「山花開似錦」「落花随流水」「流水寒山路」など、菊蒔絵の棗、菊絵の茶碗など、菊の趣向を凝らしたお道具が好まれるようです。 

季語は、「龍田姫」・紅葉山に住む秋山の神様。「金風」・秋の風のこと。「山粧う」・紅葉・黄葉の彩り。「雁渡し」(かりわたし)・10月の頃、始めは秋雨を伴い後に良く晴れわたりそよぐ風などです。 

〈10月の着物のお約束〉

   

10月から翌年の5月までは、原則として袷を着ます。

着物は、裏のついた袷仕立てのもの(綸子・縮緬など)を、長襦袢は、袖が無双の胴単仕立て、または単衣のもの(綸子)が良いようです。

半衿は、塩瀬羽二重や、縮緬を、帯は、冬物の帯、例えば、透けない袋帯、名古屋帯、袋名古屋が良いようです。

帯揚げは、綸子に絞りを施したものや、縮緬に加工を施したものが好まれます。

帯締めは、丸組みや平組の透かしの無い物を締めます。足袋は、キャラコの白で、草履もエナメルや布で、夏物でないほうが良いようです。

コート、羽織は、単衣でよろしいようです。

10月の声を聞くと、あちらこちらでお茶会が始まり、着物姿のあでやかなお嬢様、気品のある奥さまのお姿が拝見できるようになりました。夏と冬が混在するこの季節。上手にお洒落を楽しみたいものですね。

袷→裏をつけて仕立てた着物の総称。男物袷長着の裏は通し裏、女物の場合は胴裏、裾回しを用いて仕立てる。

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