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地域ぐるみの子育て応援

2008年9月2日 広島県や経済団体などで構成する「こども未来づくり・ひろしま応援隊」の事務局の方と、尾道市内に住む、小さなお子様をお持ちの子育てまっさい中のお母さん「子育て情報局・おのみちしるべ」のみなさんと、尾道本通り商店街女性部で、11月22日にあるイベントの企画会議が行われました。

県と経済団体と、商店街の商店主、そして、転勤族のお母さんが力を合わせて、「未来ある子どもたち」を地域社会の中で、どうやって育てていけるかということの第一歩の会合でした。

尾道本通り商店街女性部は、広島県で初めての女性部会です。尾道の商店街も全盛のころ(昭和30年代)は、400店舗あったお店が、今は、200店舗。その中で40店舗の女将さんが集まって、女性部会を作り、月一度の勉強会を始めていました。

その中で、「龍の玉手箱」というのは、女性部の会員各自が、その玉手箱の中に思い思いの商品を詰め、手作りのメッセージを入れて、お客様とのコミュニケーションをもう一度、見直そうということで始まりました。

当店の「龍の玉手箱」は、こちらです。(只今、この商品は扱っておりません)

尾道商店街は、2キロメートルにわたる一本道の間に5つの商店街が集まっています。各商店街の女将さんは、自分の商店街の女将さんと話をすることはあっても、他の商店街の女将さんと話をすることはありませんでした。

しかし、この活動を通じて、みなの心が溶け合い「尾道が好き」という気持ちは、誰にも負けない。だから、尾道が大好きな商店街の女将さんが集まって、尾道、そして商店街をもっともっと盛り上げて次世代につなげていこうと考えるようになりました。

玉手箱の成功裏のうちに、五年後の尾道の商店街を考えようということになりました。今の子供たちが、大きくなって、「商店街の女将さんと心を交流を持つことが出来れば、商店街は大きなゆりかごになれる。子供たちの心のふるさとになれる」そんなことを考え、どのような街づくりをするかと考えていたときでした。

「子育て情報局おのみちしるべ」の小さな子供たちを連れたお母さんが、商店街のマップを作りたいのです。と、声をかけてきてくださいました。

若いお母さんたちは、転勤族のみなさんで、小さな子供さんを抱えながら、病院や、生活の知恵などを教えていただける機会が少ないということです。商店街の女将さんは、俄然、自分の孫のような子供たちのためならばと、力を入れて、使わなくなったバギーや、おむつ交換所、トイレ、授乳場所。さらに、ミルクのお湯の提供など、素敵な素敵なマップができあがりました。

たとえば、バギーは、「玉手箱」のおいてあるお店であれば、長い商店街の中で、使ったあとは、どこに置いていてもいいという形になっています。

   

すでに、市民レベルでは、商店街の中に若い子育て中のお母さんと子供たちが歩いて、散歩やお買い物を楽しむ光景をよく見るようになっています。

そこに、今日は、広島県や経済団体などで構成する「こども未来づくり・ひろしま応援隊」の事務局の方が、いらっしゃいました。

広島県や経済団体などで構成する「こども未来づくり・ひろしま応援隊」は、「イクちゃんサービス」と言って、子供たちを連れたお母達が、たとえば尾道に旅行に行きたいと、思ったときに、トイレや休憩所の案内を携帯などから見られるように情報発信してくれるのです。

事務局の方は、この会合の後、商店街の女性部の店を何件か視察されました。そこで、商店街の店主としては、「できる範囲の心からのおもてなしをするということで、対応させていただいています。」ということをお話をさせていただきました。

大企業であれば、「消費税5%を免除します。」と言います。商店街の店主にとっては、消費税カットは、大きな痛手です。経済的なサービスではなく、心から受け入れる。あるものを使って、サービスをするということでしか、負担なく長続きする活動は、行えません。

すでに「イクちゃんサービス」にも加盟し、「おのみちしるべ」にも参加している一企業の店主が言いました。

お客様が来られたら、テーブルの下のバスタオルをお出しして、椅子をくっつけて、おむつを交換していただきます。授乳は、事務所でしていただきます。

「イクちゃん」サービスの事務局の方は、いたく感動をされ、帰っていかれました。

そのようなみんなの力で助けあうということで、地域の中での子育てが始まっています。

秋からの報告をお楽しみにしてくださいね。 

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