日本茶を世界に。
お店の近くに土堂小学校があります。この小学校は、先代も当代も通った小学校です。林芙美子さんも、この小学校に通われました。この小学校は、百マス計算の陰山校長先生(現・立命館小学校副校長)でも有名になりました。
以前、陰山先生がお店に寄られた時に、何の話だったのか忘れましたが、「早寝、早起き、朝ご飯」と、大きな声で先代と話されていました。今は、国のお仕事もされていて、農林水産省では、「めざましごはんキャンペーン」を、朝ごはんの喫食向上や米を中心とした日本型食生活の普及・啓発を目的に、平成19年11~12月にテレビCMを放映するとともに、食品関係企業、団体等の協力を得ながら、官民挙げて行おうとしています。
日本の食糧自給率や、外国の食の安全性に対する疑問。「お茶」という食品を扱うに際して、考えなければいけないことがあります。
尾道本通り商店街では、11月18日に、「食育」のイベントが子育て中のお母さんと子供を対象にして行われます。当店独自としては、子育て支援サービス、「イクちゃん」サービスを使って、体に優しいお茶、安全なお茶(無農薬・有機栽培のお茶)を紹介できないか・・・・。
自信作は、「国産紅茶」です。この紅茶に出会ったのは、2006年です。紅茶の生産の復活を願って20年近くも前から紅茶作りに励んでいる出雲の茶農家の人と出会いました。そこでは、「べにふうき緑茶」も作られています。
(春の出雲地方) (べにふうきの新芽)
このような美しい神話の國で作られたお茶です。
このような商品は、大手の企業からみるとニッチ戦略です。が、小さくともキラリと光る企業努力が店主と共感できました。
「消費者に安全で美味しいお茶をお届けする」そんな努力をしている人々を、土堂小学校の近くの商店街から発信できないかと悩んでいます。誰か良いアイデアがあれば教えてくださーーーーい。
(注)ニッチ戦略のポイントは、集中にある。言い換えるなら、細分化された特定のマーケットにおいてリーダー戦略をとっているとも言えよう。